「手放し」という言葉がよく使われますが、感情は手放さなくても大丈夫です。
苦しかったり、悲しかったり、怒りだったり、罪悪感だったり・・・。
いろんな「負」の感情を手放さなければいけないと思えば思うほど
その感情は、より一層、大きなものとなってあなたを襲ってきます。
それを手放せない自分に、焦りと苦しみは、より増してきます。
自分が自分に、「邪魔だから、あっちへ行け!」と手で払っているようなものです。
感情は手放すのではなく、その感情に寄り添い、その感情をもう一度感じてください。
その時の、あなたの気持ちを理解してあげてください。
その時の、あなたに、「辛かったね」「苦しかったね」「よく頑張ったね」「ありがとう」「もう大丈夫だよ」「愛してるよ」と、あなたが思い浮かぶ言葉を伝えてください。
そうしているうちに、身体と心が安心して、緩んで、次第に、溶けて行きます。
溶けていく事で、あなたと一体になり、分離されていた感情が統合されます。
手放さなければならないと思っていた感情は、実は、光だったことに気づくでしょう。