わたしたちは、常に思考が働いています。
意識、無意識に、いろんな事を考え、思い、判断しています。
生きて行く上では、もちろん必要です。
しかし、いろんな考え、思い、判断が、誰かに対しての批判になってしまうと
自分が同じような境遇になった時、より、一層、自分を苦しめることになってしまいます。
自分が人を見たように、ジャッジしたように、自分も見られていると思うからです。
その、誰かが、そのような目で見たり、ジャッジしているか?
本当のところはわかりません。
しかし、そのような目で、見られているような気になってしまいます。
だれでも、「光」と「闇」を持っています。
光と影、陰と陽、太陽と月、昼と夜・・・。
2つでセットです。
穏やかな気持ちの時もあれば、苦しくて、気持ちに余裕がない時もあります。
ほんの一瞬の、その場面、そのひとの一部を切り取ってみるのではなく
全体、その人の本質、ありのままをみて、受け止められれば、誰もが穏やかな気持ちで過ごせるのではないかと思います。
しかし、誰でも、にんげんなので、つい、批判、ジャッジしてしまいます。
自分がジャッジした、その人の立場に立った時、「あの時のあのひとは、このような心境だったんだ・・・。」と理解出来たなら、とても素晴らしい学びの機会を得たのだと思い、自分を責めずに許していいと思います。
そのための出来事だったのかもしれません。
そして、そのような状態になった時、素直に、誰かに助けを求めることが出来れば
また、誰かの助けを、素直に受け入れることが出来れば、自分の見ている世界は変わり、人の優しさや、ありがたさが心に沁みて、今度は誰かに、ペイフォワード出来るのではないかと思います。